今年度、事務職員の仕事内容を多くの方に知っていただけるように定期的に情報発信をしています。今月は、教科書事務についてです。
教科書は、一人一冊無償で給与されています。(中学校は年1回、小学校は学年によって年2回の支給)
学籍を適正に管理するとともに、必要な冊数を教科書業者へ連絡をし、児童への支給後には、どの児童にどの教科書を支給したのか、県へ報告をしています。転入があれば、転入前の学校でどのような教科書を使用していたのか把握し、異なる教科書があれば支給しています。
また、授業で教師が使用する教科書や指導書の必要数を把握し、不足があれば購入をしています。
教科書にも様々な種類があります。視覚の見えにくさのある児童のために文字や図形を拡大してある拡大教科書、紙の教科書を読むことが困難な児童のための音声教材、化学物質過敏症の児童生徒が安心して使用できる安全本などです。教職員と連携し、児童のニーズに合わせた教科書が使用できるように呼び掛けることも教科書事務の大切な仕事の一つです。
令和6年度